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ララライフ!

心と体の健康を取り戻すためのブログ

「原因解消型」では不調は解消しないから、「理想追求型」へシフトしよう

カラダを調える考え方 施術者の方々へ

 

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不調を解消するためのアプローチは2つある。

・原因解消型
・理想追求型

「原因解消型」では、”不調の原因を見つけ、その原因を断ち切る”ことで、不調を解消する。
「理想追求型」では、原因はひとまず置いておいて、”理想の心と体を目指してチューニングを行う”ことで、不調を解消する。

そしてこのブログでは基本的に「理想追求型」のアプローチによって、本質的な健康を目指す。

なぜ基本的に理想追求型のアプローチを行うのか?
それは「原因解消型」では、”原因を特定する”のにも、”その原因を断ち切る”のにも、ひどく手間がかかるからだ。

詳しく見ていこう。

なぜ「原因解消型」では不調は解消しないのか?

「肩こり」を例にあげてみよう。
肩こりとは「肩の筋肉が硬直した状態、またはそれにより感じる肩の不快感」のことを言う。

そして肩こりの原因には、ざっと以下の原因が浮かび上がる。

・内臓疲労
・メンタルストレス
・片側だけにカバンをかける
・肩に蓋のかかる寝姿勢
・運動不足
・不良姿勢
・眼精疲労
・腕の疲労
・食いしばり
・呼吸の浅さ

また複数の原因が折り重なった結果に肩こりになる場合もあるだろう。

・内臓疲労+メンタルストレス=肩こり
・呼吸の浅さ+不良姿勢=肩こり

さらには、一つの原因が他の原因を引き起こすこともある。

・メンタルストレス→食いしばり→首こり→肩こり
・腕の疲労→不良姿勢→呼吸の浅さ→肩こり

原因解消型のアプローチでは、これらの原因を一つずつ特定し、一つずつ断ち切ることで不調を解消しようとする。

内臓疲労を癒すために食生活を改善し、メンタルストレスを解消するためにストレス発散の時間を作り、呼吸の浅さを克服するためにランニングをし、不良姿勢を改善するために姿勢を意識したりする。

こんなことが可能だろうか?ざっと見ただけでも難しいことがわかると思う。

そもそも、原因だと思っていたものが原因じゃない

さらに言うと、原因だと思っていたものが、原因ではないことが実はとても多い。

例えば「左肩のコリが気になる人」がいたとすると、「右肩と比べて左肩のコリの方が大きい、硬い、左肩の動きが悪い」と思われがちだ。
だが実際にその人の肩を触ってみると、右肩の方が硬かったり、コリが大きかったり、右肩の動きの方が悪かったりする。

これは体に携わる仕事をしている人にとっては”あるある”だと思う。
あなたも体の不調を解消しようとして、サロンや治療院に行った時に「左肩の方が気になるのに、右肩の方が硬い」と言われたことがあると思う。

また「腰痛」を例えにすると、肩の例えと同じように「右腰の方が辛いというけど、実際硬いのは左」という場合もある。
さらに「腰椎椎間板ヘルニア」と診断された場合でも、痛みを感じない人もいれば、強い痛みを感じる人もいる。

”原因解消型のアプローチ”をする場合、どうするの?

”原因解消型のアプローチ”では、とにかく原因を見つけ出そうとする。原因を見つけないと、不調は解消しないと思い込む。”カラダの声”よりも”不調を感じる人の声=お客さん”の声を優先してしまう。

どういうことか?

先ほどの例えの続きで言うと、サロンや治療院ではとにかく「原因の辻褄合わせ」をしようとする。

”左肩のコリが辛い”という人がいる
→触ってみると右肩のコリの方が硬い
→「左肩こりの原因はどこかにあるはずだ!」
→左首や左肩甲骨からの関連痛か、下半身のアンバランスを調整しているのか、左肩の神経の方が敏感で痛みなどを感じやすいのか、右肩の動きが悪い分を左肩でかばっているのか、内臓からの関連痛か、眼精疲労からか

確かに原因はどこかにあるはずなのだが、本当の原因を完璧に見つけ出すのはほぼ不可能だし、あえて原因を見つける必要もないとも思う。
整体師や治療家などのボディワーカーからしたら、原因を突き止めたいと思うし、それをお客さんに説明したいと思う。それが不調の解消に必要だと思い込んでいるから。

だが実はそんなことはなく、完璧な原因がわからなくても肩こりや腰痛などの不調は解消する。
不調を感じるあなたの望みは「原因を見つけること」ではなくて、「不調を解消すること」のはずだ。

だから「原因を解明しないと不調は解消しない」という幻想を捨てて、カラダの声を聴きながら「ただ不調を解消すればいい」と思う。

これが「理想追求型」の考えであり、不調に悩む人にも、不調を解消することを仕事にしているボディワーカーにも、知っておいてほしい価値観だ。

まとめ

では「カラダの声を聴くとはどういうことか?」、「理想追求型のアプローチではどのようにして不調を解消するのか?」ということは、また別の記事で紹介させていただく。

(「別の記事が待てない!」という方は、下記のリンクを見てほしい。より具体的な方法を書いている。)

今回覚えておいてほしいのは、

「肩こり一つをとっても原因は無数にあるし、原因を特定するのにも原因を解消するのにも大変な労力を要する。そもそも原因だと思っていたものが原因ではない可能性もある。だから原因はさておき、とにかく理想の体の状態を明確にして、それを目指そう。そうすると不調は解消するから。」

ということだ。

あなたのカラダはひとつの意思のある生き物だ。日々変化している。原因という型にはめようとしても無駄だし、外側からコントロールしようとしても言うことを聞いてくれない。

まずはカラダの声を聴くことから。それが理想を追求することでもあり、本質的な健康への第一歩となるから。

健康が当たり前の世界になりますように。