読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ララライフ!

心と体の健康を取り戻すためのブログ

「大丈夫」という言葉の用法・用量をお守りください

https://www.instagram.com/p/BULxyuaDuhD/

 

ぼくは「大丈夫」という言葉が好きだ。

その言葉だけで安心するし、勇気が湧いてくる。
だから、親しい人が苦しんでいる時、悩んでいる時は「大丈夫」という言葉をかけてきた。

だが、「大丈夫」という言葉は、使いどころを間違うと、なんの効力も発揮しないどころか、逆効果になるということを、今回知った。

ぼくが「大丈夫」という言葉を好きになったキッカケ

ぼくはピュアな人間なので、自分が気に入った”本”や”映画”、”人”に影響を受けやすい。とくに親しい人から勧められる本はヒットすることが多く、「大丈夫」という言葉も、その親しい人から勧められた本の影響で好きになった。

とくに影響を受けた本は、以下のとおりだ。

だいじょうぶ だいじょうぶ

【おはなし】

以前、僕とおじいちゃんは毎日のようにお散歩を楽しんでいました。
家の近くをのんびり歩くだけの散歩でしたが、僕の世界はどんどんひろがり、新しい発見や楽しい出会いがありました。
でも一方で、困ったことや怖いことにも出会うようになり、なんだかこのまま大きくなれそうにないと、思えるときもありました。
そのたびにおじいちゃんは僕の手を握り、
「だいじょうぶ だいじょうぶ。」
とおまじないのようにつぶやくのでした。
それは、この世の中、そんなに悪いことばかりじゃないってことでした。

 ”おじいちゃん”と”ボク”の、何気ない日常を淡々と描いている。とくに派手なことは何もないのだが、おじちゃんの言う「だいじょうぶ だいじょうぶ」という言葉が、読んでいるぼくの心に真っ直ぐと届いた。

「ああ、ぼくはだいじょうぶなのか」
「ぼくも、大切な人には”だいじょうぶ”という言葉を、目一杯かけよう」

 そう思えた絵本だ。

社会人大学人見知り学部 卒業見込み

f:id:sousuke1202:20170509090757p:plain

完全版-社会人大学人見知り学部-卒業見込

【内容】
若手芸人の下積み期間と呼ばれる長い長いモラトリアムを過ごしたぼくは、随分世間離れした人間になっていた―。スタバで「グランデ」と頼めない自意識、飲み屋で先輩に「さっきから手酌なんだけど!!」と怒られても納得できない社会との違和。遠回りをしながらも内面を見つめ変化に向き合い自分らしい道を模索する。芸人・オードリー若林の大人気エッセイ、単行本未収録100ページ以上を追加した完全版、ついに刊行!

若林さんが売れない下積み時代に精神的にボロックソになっていた時、知り合いのおばちゃんに言われた「大丈夫よ。あんた面白いから。」のたった一言で、心が蘇ったエピソードがある。
この時の、若林さんのリアルな心情と、その気持ちをほかの仲間にも活かそうと思った真っ直ぐな気持ちに、「素敵だなぁ」と、思った。
「大丈夫」という言葉の底力を感じた時だ。

ぼくが「大丈夫」という言葉の用法・用量を守ろうと思った理由

親しい人が苦しんでいる時に、ここぞとばかりに「大丈夫」という言葉を連呼したぼくに対して、後日、その親しい人は言った。

「大丈夫、と元気づけることも大事だけど、そうか、と一緒に痛みを感じてあげることも大切なんだな、と思いました。」

親しい人はこう言いながら、ぼくに以下の本から文を抜粋して送ってくれた。

100回泣くこと

f:id:sousuke1202:20170517134901p:plain

彼女が元気になりたいと言って泣いたとき、僕は大丈夫だと言った。大丈夫、絶対大丈夫と馬鹿みたいに繰り返すだけだった。一体何が大丈夫なのか、と思った。彼女は大丈夫じゃなかったから、泣いたんだ。そんなことを言っているヒマがあったら、彼女と一緒に泣けば良かったんだ。彼女と一緒に死ぬつもりになって、泣けばよかった。そうすれば彼女の悲しみを半分にできたかもしれないのにーー。

引用:100回泣くこと-第四章 箱の中身-181P

「大丈夫」と連呼した自分が急に恥ずかしくなった。

「大丈夫」の使いどころは難しい。
「大丈夫」の一言で安心できる場合もあれば、ただただ苦しさが増す場合もある。
「一緒に泣くこと」で、悲しみが半分になる場合もあれば、二人して悲しみの海に沈んでしまう場合もある。

引っ張りあげてもらうことで安心する場合と、一緒に沈むことで安心する場合がある。
どちらがいいのかはわからない。その時の状況や環境や心情にもよる。
正解はないが、自分の中に「大丈夫」という言葉以外の選択肢も用意しておいたほうがよさそうだ。

自分に向けた「大丈夫」は効かない

また、自分自身が「大丈夫」じゃなくなったとき、自分に向けていくら「大丈夫」という言葉を投げかけたところで、なんの効果も発揮しない。
いくらアタマで「大丈夫」だと思っていても、その言葉はココロには届かない。

参考記事

「大丈夫」という言葉は、”大丈夫な人”に言われて初めて効果を発揮する。

自分のココロはいくらでもアタマでコントロールできると思っていたぼくには、新発見だった。
人は、本当に大丈夫じゃないとき、自分で持ち上がることはできない。他人の手助けが必要なんだ。
これを知っておくと、大丈夫じゃなくなったとき、人に頼ることができる。少しでも早く大丈夫になれる。

大丈夫を届けてくれる人と出会おう。
大丈夫を届けられる人になろう。

あなたが大丈夫になりますように。