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ララライフ!

心と体の健康を取り戻すためのブログ

「社会人大学人見知り学部 卒業見込み」っていう本、知ってる?【PART3】

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ぼくはこの本から、若林さんの言葉から実に多くのことを学ぶことができた。そのおかげで人生が少し楽になった。人と話すのに気負いすることがなくなった。
今回もそんなぼくの心に響いた若林さんの言葉をご紹介する。

あらすじ

若手芸人の下積み期間と呼ばれる長い長いモラトリアムを過ごしたぼくは、随分世間離れした人間になっていた―。スタバで「グランデ」と頼めない自意識、飲み屋で先輩に「さっきから手酌なんだけど!!」と怒られても納得できない社会との違和。遠回りをしながらも内面を見つめ変化に向き合い自分らしい道を模索する。芸人・オードリー若林の大人気エッセイ、単行本未収録100ページ以上を追加した完全版、ついに刊行!
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前回の記事

「ネガティブ」の潰し方

都会や社会とのしがらみから離れて温泉宿に泊まっていた若林さんのもとに現れたネガティブモンスター。この時に若林さんは気づく。

「どんなに社会や人間関係から離れてもネガティブモンスターは現れる」
「ネガティブモンスターは暇な時に現れる」

のんびりしようと思ってネガティブモンスターが邪魔をしてのんびりできない。ではどうすればいいのか?
”没頭”すればいい。
何かに夢中になり、没頭することで、ネガティブに付け入られる心の暇をなくすことができる。

”没頭するもの”は何でもいい。
若林さんの場合、温泉宿では「ケツチャン(お尻に割り箸を挟み、お互いの割り箸を落とし合うという即席ゲーム)」に没頭し、温泉宿から戻った後は「没頭ノート」と言われる、「ネガティブモンスターを追い払うために没頭できるものリスト」を書くノートを用意した。

ぼくの場合はどうだろう?

文章を書くこと。
本を読むこと。
映画を観ること。

ここら辺がぼくにとってのベーシックな没頭シリーズだ。
また、ここ最近気づいたのは「接客」が、ぼくに悪いことを思い起こす暇をなくし、心を癒してくれること。

今までは仕事として当たり前のように接客をしていて、「接客、楽しいなぁ」と思うくらいだったが、ここ湯布院に来て、旅館業務全般9割・接客1割の仕事をするようになってから、自分がいかに接客の仕事を愛しているかがわかるようになった。
旅館業務の方でお局にどんなに辛辣な態度を取られても、接客をすることで全てを忘れられる。どんなに嫌な気分の時でもお客様とお話しすることで気分が良くなり、楽しくなる。

自分がどんな時に”没頭”できるのか?
あなたが時間を忘れる瞬間、頭の中が空っぽになる瞬間はどんな時だろう?

ネガティブモンスターに襲われがちな人は、ぜひ自分なりの”没頭シリーズ”を作ることをオススメする。

”根拠のない自信”は無敵。

ぼくは自信がない。
自信を持てるような能力もないし、努力もしてきてない。頭は悪いし、顔も悪いし、運動神経も良くはない。これまでの人生で何の結果も残してきてないし、仮に人に”自慢話”を聞かれても、「小学生時代の国語のテストで90点台をとったことがある」くらいしか思い浮かばない。

恋愛もうまくいかない。
なぜだか自分の本音を言えず、相手に合わせ続けてしまう。歩み寄ることは大切だが、どちらか片方が自分を見せずに合わせ続けると、なんだか居心地が悪いものだ。そうしてフラれ続けてきた。そしてまた自信をなくす。自分の恋愛は一生上手くいかないのだと。

若林さんの言葉から、「自信がないから、本音が言えない」ということがなんとなくわかった。
「自信」とは”自分を信じること”。
そして、「自分を信じること」は「相手を信じること」とよく似ている。

これまでの人生で自分を信じることをしてきていないと、「信じ方」がわからない。
だから相手にも本音を言えない。相手を信じることができていないから。
「こんなことを言ったら嫌われてしまう」という保身が最初に来る。

結局”自分”が大切で、相手を大切にできていないのだ。
「愛する自信」「愛されている自信」がほしいものだ。

どうしよう?
このままではいつまでたっても結婚できないので、ラッドの「有心論」でも参考にしてみようか。

もう愛さない、愛されないのは慣れたので、次のステージへ、いざ行かん。

オードリー春日さんの幸せ

オードリーがまだ売れない時代、いつまでたっても売れない自分たちに悩み焦る若林さんは、全く焦る様子もなくめちゃくちゃ貧乏で成功する兆しもないのに日々ゲームばかりして芸人仲間と遊び楽しそうにしている相方の春日さんを見て、怒る。

「二十八にして風呂なしアパートに住んで、周りの同級生は結婚してマンションを買っているのに、恥ずかしくないのか?」と。

怒る若林さんに対して春日さんが数日後に言ったのが上記の言葉だ。

若林さんは言う。
「ぼくは春日に憧れている」と。

どうしても自信が持てず、幸せを感じられない自分。
根拠のない自信を持ち、いつでも幸せを感じられている相方。

若林さんは成功し、物質的に豊かになった今でも”幸福感”は下積み時代のそれとあまり変わらないと言う。

きっと、たぶんそういうことなんだ。

努力し、成功し、いっぱいお金をもらうことで、「幸せ」を感じられると思っている人は多い。
だけど、どうやらそうじゃないみたいだ。
いくら成功しても幸せにならない人もいる。
はたから見てどん底にいても当の本人は幸せだと感じている人もいる。

そうはわかっていても、ぼくにできることは限られている。
自分が幸せを感じる瞬間を見つめ、できるだけその時間に長く身を置けるように、ただひたすら上昇し続けること。

ぼくは何もしなくても幸せを感じられるほど、自分を認められないし、自分を信じることもできない。
だから、ただただ目の前の”幸せらしきもの”に手を伸ばしながら、時には自分の心と向き合いながら、幸せを感じることのできるその日まで、ぼくは努力をし続ける。