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ララライフ!

心と体の健康を取り戻すためのブログ

「社会人大学人見知り学部 卒業見込み」っていう本、知ってる?【PART5】

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今回も若林さんの本から僕が個人的に学んだこと、納得したことをご紹介していく。

ついつい人に厳しくしてしまう自分がいた。
相手の悪いところが目についてしまう自分がいた。
恋人と長続きしない自分がいた。

その全ての原因は、「自分を肯定できていないこと」が原因だった。
今日はそんなお話。

あらすじ

若手芸人の下積み期間と呼ばれる長い長いモラトリアムを過ごしたぼくは、随分世間離れした人間になっていた―。スタバで「グランデ」と頼めない自意識、飲み屋で先輩に「さっきから手酌なんだけど!!」と怒られても納得できない社会との違和。遠回りをしながらも内面を見つめ変化に向き合い自分らしい道を模索する。芸人・オードリー若林の大人気エッセイ、単行本未収録100ページ以上を追加した完全版、ついに刊行!
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前回の記事

相手を愛することは、自分を肯定することから始まる

僕は自分の中にある正反対の気持ちを許せないでいた。
矛盾している気持ちがあると、その気持ちを認めず、辻褄を合わせようとした。

例えば恋愛。
「あなたのことを好き」という気持ちがあった時に、自動的に次のような流れが組み上がっていく。

→「あなたのことが好きなのだから、今のあなたを作り上げてきた、あなたの過去も、その周りにいるすべての人たちも好きでなくちゃいけない」
→仮に嫌なことがあっても「本当に好きなら、このくらい許せなくちゃおかしい」

本当にこう思っているのなら、それは大したものだ。美しいし、立派だ。

でも、本当に?
自分の中で何か違和感を感じていた。

若林さんは、自分の中にある”矛盾”にも似た正反対の気持ちを、肯定できるようになった。

そうか。
一人の人、一つの物事において、「好き」と「嫌い」、「大切」と「どうでもいい」が同居することがあるのか。
別に辻褄を合わせなくてもいいし、どちらか片方を自分の気持ちと思う必要もない。
どちらも「本当の気持ち」
それでいいじゃないか。それが人間なんだ。

「あなたのここが好き」
「あなたのここが嫌い」
「でも、あなたを愛しているよ」

クサい言い回しかもしれないが、こんな感じ。

自分の矛盾する気持ちを許そうと思えた。無理に辻褄を合わせなくてもいい。そのまま、認めてあげよう。
そうすれば、相手の嫌いなところも、許して、認めて、愛していける。続けていける。

相手を愛することは、自分を愛することから始まる。

”違う”ことを認め、肯定すれば、仕事も恋愛もうまくいく

すごい!大俯瞰の考え方。
「よくこんな答えを見つけられるものだ」と素直に感心した。
そういえば若林さんはこんなことも言っていた。

身に覚えがある。耳が痛い。

仕事での話。
少し前にリラクゼーションサロンで働いていた時、新人さんが入ってくると何かと教えないといけないのだが、ついつい「自分のやり方」を押し付けてしまう自分がいた。

「掃除のやり方はこう!」
「業務はこの順番で!」

だけどある日、先輩から同じように「先輩のやり方」を押し付けられて、嫌な気分になった自分がいた。

「それはあなたのやり方でしょ?その方法でやる理由は?」
「お客様のことを考えると、どちらのやり方でもいいんじゃないですか?」

ふと気づく。
そうか、僕は新人さんにも同じことをやっていた。
そして、自分への厳しさを、新人さんにも押し付けていたんだな。

僕と新人さんは全く違う人間だ。やり方が変わるのは当然のこと。
だから、僕が僕に求めることを、新人さんに求めるとおかしなことになる。
だって、違う人間なんだから、全く同じようにはできるはずもない。

自分を肯定することは、相手を肯定すること

このことに気づくのに酷く時間がかかったし、”気づく”まではまったく”気づかなかった”ので、自分で自分が怖くなった。

自分に厳しくすると、人にも厳しくなる人がいる。
でも、その”厳しさ”は一体どこからやってくるのだろう?
つまりは、自分自身をキツく、キツく張り詰めているだけだ。
それに何の意味があるのだろう?

自分のやり方や在り方を肯定する。
自分に向けて「それでいいよ」という声をかけてあげる。
すると自分が緩まる。
仕事のやり方は変わらないが、今までよりもハッキリクッキリと「お客様のために」というのが見えるので、無駄に張り詰めなくなった。少しだけ、疲れにくくなった。

自分を肯定すると、相手も肯定できるようになる。
だって、自分に「いいよ」と言うのに、相手には「ダメだ」と言うのは可笑しな話だから。
違う人間なんだ。僕とまったく同じやり方じゃなくていいし、その人にはその人の良さがある。

自分を肯定すると、相手を肯定できる。
相手を肯定できると、相手の良さが見えてくる。

別に、揃えなくてもいいことに気づく。

もっと良い仕事をするために

ただ、ここで終わったらつまらない。
「みんなそれぞれだから、それぞれのやり方で」で終わると、成長がない。

だから、お互いを肯定し、認めた上で、話し合おう。

例えば接客業なら、自分のやり方に固執せずに、心をフラットに保つ。
「お客様のため」という目的をぶらさずにおく。一緒に働く人々を尊敬する。
すると、一緒に働く人々の”素敵なところ”が見えてくる。
その”素敵なところ”を真似すれば、もっとお客様は喜んでくれる。

または、ミーティングの場で話し合ってみるのもいいかもしれない。

「私はこうやっています。」
「◯◯さんのこのやり方が素敵だと思います。」

そうやって、お互いの良いところを吸収し、新しいやり方を生み出せば、もっとお客様に喜んでもらえる。

人はついつい相手の気に食わない部分に目がいきがちだ。
変化を嫌うものだから、自分や従来のやり方と違う部分を見つけると、「ダメだ!」とついつい否定したくなってしまう。
だが、お互いを肯定し、認め、目的を共有することで、「違うこと」をプラスに捉えられるようになる。

もっと良い関係性を築くために

この考え方は、仕事だけでなく恋愛にも応用できる。

もし一緒にいたい人がいるのなら。

お互いを肯定した上で、

「で、どうしたい?」
「どうしよっか」

という話をしていく。

「結局は他人。バラバラでもいいじゃない」

ではなく、

「でも、繋がりたいよね」

といった感じ。

バラバラだった二人が繋がっていく。
二人でいる意味が生まれる。
二人でいるのが、もっともっと楽しくなる。
二人でいることを、続けられる。

まとめ

・自分の中の矛盾する気持ちを許そう。想いは一つだけじゃないから。
・自分を肯定し、許せると、相手を肯定し、許せるようになる。人間関係が楽になる。
・相手を肯定できると、相手の素敵なところが見えてくる。”素敵”を活かすと、仕事は成長し、恋愛は長続きする。

人生における問題の多くは”人間関係”に端を発する。
そして、人間関係がうまくいかないきっかけは、”自分を肯定できていないから”ということに今回気づくことができた。

自分を肯定できないと、周りにいる同僚、恋人、友人、家族のことも肯定できなくなる。悪いところばかりが目につく。その”悪いところ”とは、自分自身への”否定”や”束縛”から生み出されているとは気付かずに。

自分を肯定できると、世界の見え方が変わる。
良い意味で緩まり、自分にも人にも優しくなれる。生きるのが少しだけ楽になる。

より良いものを生み出したい人とは、より良い関係性を築きたい人とは、”優しさ”の上で話し合ってみる。
時にぶつかり合うことがあるかもしれないが、それでも良い。そこに愛があれば、続けていける。発展していける。もっと深く繋がり合える。

すべては自分を肯定することから始まるのだ。