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専門家やモデルも認めるツールマッサージの効果とは?

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ツールマッサージとは、「ツール」=用具を使ったセルフマッサージのことだ。

やり方は簡単。
ツールの上に寝っ転がり、ゴロゴロと転がるだけ。(上の画像参照)
簡単なのに、理学療法士やプロアスリート、モデルまでもが認める効果がある。

今回はツールマッサージのやり方と効果を、メリット・デメリットとともに解説する。

ツールマッサージの方法

ツールマッサージは「ストレッチポール」、または「テニスボール」を使って行う。

▼ストレッチポール( LPN-ストレッチポール-EX-ネイビー

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▼テニスボール

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ツールを床に置き、その上に寝っころがるだけで、硬直した筋肉を緩めることができる

慢性肩こりの人は深層の筋肉がガチガチに硬直し、関節の動きが悪くなっているので、寝っ転がった状態から上下にゴロゴロと転がったり、腕や首をグルグルと動かすと、硬直した筋肉や関節をよりしっかりと緩めることができる。

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(▲上下にゴロゴロして背骨を緩める)

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(▲腕をグルグルと動かし肩甲骨を緩める)

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(▲寝っ転がり、ジワーッと深層の肩こり筋を緩める)

ツールマッサージの詳しい方法は、また別の記事で解説する。

ここからは、
「ツールマッサージって本当に効果があるの?」
「本当は難しかったり、めんどくさかったりするんじゃないの?」
という疑問に対して、メリット・デメリットともに解説していく。

【メリット①】専門家やプロも認める高い効果

以下はストレッチポール - Wikipediaからの引用だ。

ストレッチポールは、その上に寝てエクササイズを行うことで、本来、人の手が届かない身体の深層部にある筋群、関節をゆるめ、骨格を整える健康器具として主に使用されている。

また、姿勢維持、安定に重要な役割を果たすコアの強化を目的とした使用方法もある。

日本コアコンディショニング協会(JCCA)でも公式ツールとして採用されている[3]

現在は理学療法士など医療従事者もその効果に着目し、医学的見地からの研究がはじまっており、JCCAシンポジウムでその研究結果が発表されている。

また、2007年6月には世界理学療法連盟学会(WCPT)でも研究発表が行われている

その効果に注目したプロアスリート、トレーナーがストレッチポールを採用し、パフォーマンス向上、故障後の早期競技復帰に貢献。

その後はフィットネス用品としてフィットネスクラブ、スポーツジムなどで多く採用され、サッカーの中村俊輔やバレエダンサーの草刈民代が使用している映像がテレビ番組で放映されたことで、広く一般的に家庭内でも取り入れられるようになった。

現在ではアスリートから、タレント、モデルなど、身体のケアが必要な職業ではスタンダードなツールとなっている。 

簡単にまとめると、

  • ストレッチポールには深層の筋肉や関節を緩める効果、つまり、肩こりをはじめ、様々な症状を改善する効果がある。
  • その効果は理学療法士やトレーナーにも認められ、トップアスリートやモデルも利用している

ということ。

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(▲めざましテレビでも紹介された)

「でも私はアスリートでもモデルでもないし、とりあえず簡単に肩こりを解消できればいいんだけど・・・。」という方にも、もちろんオススメだ。

僕自身、トップアスリートでもなければモデルでもない。
ただ肩こりを解消したくてストレッチポールを購入してみた。

利用してみると、ただ乗っかってゴロゴロ転がるだけで、体がフワッと軽くなり、肩の重だるさがスッと消えてなくなる効果を実感した。

そしてついつい、

「今まで整体に通っていたのはなんだったのか・・・」

「ストレッチなんかよりも全然簡単でラクになる・・・」
と思ってしまったほどだ。

ではなぜ、ツールマッサージにはこれだけの効果があるのだろうか?

【効果の理由①】手ではほぐせない深層筋を緩めることができる

筋肉はミルフィーユのように”層”になっており、「お店でマッサージを受けてもすぐに元に戻ってしまう」という”慢性肩こり”の人は、表層から深層の筋肉まで硬直している

人にやってもらう、いわゆる「ハンドマッサージ」では、表層の筋肉は緩めることができても深層の筋肉までは緩みにくい。
なぜなら外側からの刺激だけでは、深層の筋肉まで刺激が届かないから。

無理に深層の筋肉をほぐそうと思うと、痛みが強くて耐えられない。もしくは筋線維を傷つけて、揉み返しになってしまう。

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(▲様々な筋肉が折り重なっている肩の筋肉をハンドマッサージで緩めるのは難しい)

ツールマッサージなら、ツールに乗っかり脱力するだけで、深層の筋肉までジワーッと刺激をすることができる

さらにゴロゴロ転がったり腕をグルグル動かしたりと、自分で動くことで体の内側から筋肉を緩めることができるのだ。

【効果の理由②】ストレッチでは伸びない筋肉を緩められる

慢性肩こりの人の肩の筋肉は「乾麺」みたいなものだ。
血液が循環しておらず、筋細胞が干からびている。

「肩こりを感じたらまずストレッチをする」という人もいるかもしれないが、カピカピの乾麺を伸ばせないように、ガチガチの筋肉をいきなりストレッチしても伸ばすことはできない
多少伸ばせても、あまり肩こりが楽になった感じはしないはずだ。

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(▲乾麺のように干からびた筋肉は、ストレッチで伸ばすことは難しい)

その点、ツールマッサージなら筋肉に刺激を与えながら血流を促進するので、乾麺を茹でるように、干からびた筋細胞に血液を循環させて、ガチガチの筋肉に潤いと弾力を取り戻すことができる

ツールマッサージでガチガチの筋肉を緩めてからストレッチを行えば、いきなりストレッチをやるよりも筋肉の伸びやすさが全く違うのだ。 

【メリット②】簡単だから、無理なく続けられる

なぜ、これだけ多くの「肩こり解消本」や「肩こり解消メソッド」が巷に溢れているのに、いまだに肩こりに悩む人が後を絶たないのか?

それは「世の中にあふれる肩こり解消法に効果がないから」ではない。
肩こり解消法を継続しないから」だ。

どんなに肩こり解消に効果があると言われるようなメソッドも、継続できなければ意味がない
少し試してみて、効果があるのかないのかわからないうちに辞めてしまう。

これは僕自身にも思い当たる節がある。
だって、たいていの肩こり解消法はめんどくさいから

「腕をこう引いてこう動かしてを3回」
「首をこの角度でこう伸ばしてを10秒」

こんなのめんどくさくて続けられない。

その点、ツールマッサージならどうだろう?
ツールの上に寝っ転がり、ゴロゴロするだけ。
あまりにも簡単だ。

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(▲寝っ転がってゴロゴロするだけの手軽さが肩こり解消の秘密)

ツールを寝室に置いておけば、夜寝る前、朝起きた時にゴロッと寝て、ゴロゴロすればいい。
ツールをリビングに置いておけば、テレビを見ている合間にゴロゴロっとやればいい。

なんとも簡単で、習慣化しやすい。
そう、この「習慣化」が肩こり解消にはあまりにも大切なのだ。

ツールマッサージの効果が高いからといって、一回や二回行っただけでは肩こりは解消されない。

でも続けていくうちに、錆び付いた関節に油をさしたように体の動きがスムーズになり、筋肉の質がガチガチからモチモチに変わっていく。

ツールマッサージなら「寝ながらゴロゴロするだけ」という驚くほど簡単な使用方法のおかげで、肩こりを解消する上で最も大切な「習慣化」をすることがたやすいのだ。

【デメリット①】ツールが高い?!

あまりメリットばかり伝えていると胡散臭いので、ツールマッサージを行う上でのデメリットについても考えてみる。

まずはじめに思い浮かぶのは、「ツールがえらく高い!」ということ。

テニスボールは100均で手に入るが、「ストレッチポール」はAmazonで ¥9,180する。

僕自身は、「健康はお金に変えられない」と考えるタイプなので、そこまで高いと感じなかったが、肩こりに悩むお客さんにストレッチポールのことを話すと、だいたい「高〜い!!」という言葉が返ってくるので、おそらく高いのだろう。

確かにそうだ。
効果があるのかどうかもハッキリしない円柱状の物体に、ポンっと1万円払うのは難しい。

「これで効果がなかったらどうしよう・・・」
「仮に効果があっても、面倒くさがりな私のことだから、どうせまた続かないのでは・・・」

こう考えるのは当然のことだ。

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(▲¥9,180也。高い?安い?)

でも断言しよう。
ストレッチポールは安い!そう感じるだけの効果はある!」と。

「ストレッチポールのおかげで人生が変わった!」とまでは言えないけど、僕がこれまで悩んでいた肩こりや腰痛、不良姿勢、冷え性は確かに改善した。

月に一度、60分のマッサージに6,000円かけるくらいなら、ストレッチポールを買うのに10,000円かけたほうがはるかにお得だ。
しかもずっと続けられるので、ずっと肩こりが楽になる。

だから、大丈夫。
ツールは、高くない。

【デメリット②】ツールが大きい!

ストレッチポールはそこそこ大きい

ストレッチポールを肩こりのお客さんにオススメして引かれるポイントは、値段に次いで、その大きさだ。

「え、そんなに大きんですか?」
「え、邪魔じゃないですか?」

確かに小学生低学年の身長ほどの長さがあるので、存在感はある。
インテリアに凝っているお家や、子供がいて空間を手狭に感じているお家だと、ストレッチポールの大きさは確かにネックになるだろう。

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(▲この存在感)

だが僕は、このストレッチポールの大きさをあえて”長所”と捉えたい

なぜなら、大きいからこそ目に入る。目に入るからこそ「ツールマッサージ、やろう!」と思えるからだ。

例えば、ソファの横に雑誌が置いてあったら読もうと思うし、テーブルの上にお菓子が置いてあったら食べたいと思う。

同じように、ストレッチポールが大きくて目に入るからこそ、めんどくさくても疲れていても、「しょうがないなぁ」と思って、ゴロッと寝っころがることができる。

そして一度寝っ転がってしまえば、その気持ちよさ、体の奥深くの筋肉が刺激する感覚の心地よさに快感を覚え、いつの間にか10分、20分と続けてしまう。

短所だと思っていたストレッチポールの大きさが、”続けるため”の長所となるのだ

【デメリット③】やり方を間違えると逆効果

これはテニスボールを用いたツールマッサージ言えることだが、間違った使い方をすると筋肉を傷めてしまい、揉み返しや筋肉の硬直を招く可能性がある

どういうことかというと、ストレッチポールは体に当たる”面”が広いため、比較的柔らかい使用感で筋肉を刺激することができるのに対して、テニスボールは体に当たる面が狭く、ピンポイントで筋肉に刺激が入る。

そのため、ずーっとテニスボールに乗っかっていたり、気持ちいいからとゴリゴリ筋肉をほぐしすぎると、筋線維を傷つけてしまい、揉み返しの元になる

また強すぎる刺激から身体を守るために、無意識に筋肉が硬直するので、せっかく筋肉を緩めようと思って使っていたはずが、逆効果になってしまうのだ。

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(▲ボールマッサージは逆効果になる場合も)

また、僕がストレッチポールを買った当初がそうだったのだが、付属の説明書に描かれている通りにやっても、全く効果を感じられなかった

「うわ、こんなに高かったのに意味ないじゃん・・・」
こう思い、一時期はポールを押入れの奥深くに眠らせていた時もあった。

「ツールの上に寝っころがるだけで超簡単!」と言いつつも、肩こりを解消するにはそれなりのコツがいる。

ただボールマッサージもポールマッサージも、コツさえ覚えてしまえば自分でいとも簡単に肩こりを解消できることは確かだ

肩こりを解消するためのポールマッサージの”コツ”は、次回以降の記事で解説していく。

まとめ

肩こりを解消する第一歩としてツールマッサージは必須だ。

「ツールの値段が高い」、「ツールが大きい」などのデメリットも確かにあるが、それを補って余りある「高い効果」がツールマッサージにはある。

それも肩こり解消するだけでなく、
「頭痛解消」
「猫背改善」
「腰痛解消」
「冷え・むくみの解消」
「骨盤・背骨の歪みの解消」
「ボディメイク効果」
などなど、使い方次第でその効果は計り知れない。

世のアスリートやモデルがスタンダードに利用するのも頷ける。

マッサージ屋さんへ行く前に、効果の感じられないストレッチをする前に、まずはツールマッサージを日々の習慣として取り入れてみてはいかがだろうか?

あなたの肩こりが解消しますように。