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【具体例】なぜあなたの肩こりは「対症療法」→「原因療法」という順番でアプローチすれば解消するのか?

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物事には順序というものがあり、ダンスや習字、スポーツを学ぶときでも、多くの場合は学ぶ順番というものが決まっている。

なぜならその順番で学んだ方がスムーズに学ぶことができて、より上達も早くなるからだ。

肩こり、腰痛、冷え性、むくみ、生理痛、頭痛、慢性疲労。
これらの不調を解消する時も同じように順序がある。
その順序とは「対症療法→原因療法」という順番だ。

では「対症療法」と「原因療法」とは一体何なのか?
今日は「不調を解消する上で知っておきたい、対症療法と原因療法について」、そして「あらゆる不調を解消するための順序」を、事例を交えながら説明していく。

【対症療法と原因療法】それぞれの考え方について解説

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対症療法と原因療法とは、それぞれに「療法」という言葉がついている通り、不調や病気に対して行われる「治療の方法」だ。

対症療法と原因療法、それぞれの考え方を簡単に説明していこう。

1.対症療法について

”対症療法”とは、「症状の”原因”ではなく”症状そのもの”にアプローチする治療法」だ。
根本解決にはならないが、”症状を和らげる”、”自然治癒力を高める”、といった効果が望める。

例えば「風邪」なら”解熱剤”や”咳止め薬”は風邪の症状を抑えるために処方されるが、それ自体に風邪を治す力はない。
風邪を治すためには西洋医学的にも東洋医学的にも「安静にしてゆっくり眠る」ことが最も効果的と言われている。つまり人間が本来持つ「自然治癒力」を引き出すということだ。

だが解熱剤や咳止め薬に全く意味がないというわけではなく、あまりに咳がひどい時は「安静にしてゆっくり眠る」こともできないので、自然治癒力を引き出すためにも、症状を抑えるための薬は有効だ。

2.原因療法について

”原因療法”とは文字通り、「症状の”原因”にアプローチする治療法」だ。

例えば、インプルエンザなどのウイルスが原因の感染症には”抗ウイルス薬”で、症状の原因であるウイルスをやっつける。

風邪などの軽い病気なら、対症療法で症状を抑えて、ゆっくり休み、自然治癒力に任せておけば、自然と回復する。
だがウイルスや細菌が原因の病気の場合は、ウイルスや細菌をやっつけない限りは症状が治まることがなく、自然治癒力では回復しないこともある。
そういった場合は、抗ウイルス薬や抗生物質を服用することによって、病気を治癒する。

では、あなたを悩ませる肩こりや腰痛といった不調に対しては、どういった流れで良くしていくのが望ましいのだろう?

あらゆる不調は「対症療法→原因療法」の順番で対処するのが望ましい。

【例1】不調を解消するための対症療法と原因療法

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例えば、肩こりや腰痛を良くしたい場合、”対症療法”として真っ先に挙げられるのが、”マッサージ”や”整体”などの「手技療法」だ。

硬くなった肩や腰の筋肉をほぐすことで症状は和らぐ。
自然治癒力が高い人(子供など)や、肩こりや腰痛の原因が一過性である場合は、対症療法だけで症状が解消する場合もある。

だが多くの”慢性症状(一過性ではなく、いつも気になる症状)”は対症療法だけでは解消しにくい
なぜなら硬くなった筋肉をほぐしたり、歪んだ骨格を外からの力で整えても、「筋肉が硬くなる原因」、「骨格が歪む原因」がある限り、またすぐに肩こりや腰痛になってしまう。

では筋肉が硬くなる原因、骨格が歪む原因はなんなのか?
それは例えば、「運動不足」や「長時間の悪い姿勢」、「過度のストレス」という原因が思い浮かぶ。

そして肩こりや腰痛に対しての”原因療法”は、例えば「体を動かす」、「良い姿勢を作る、または姿勢をコロコロ変える」、「ストレスを発散する、またはストレスに強い心を鍛える」などがあげられる。

インナーチューニングはインナーリリースで外側を緩め、インナートレーニングで内側を鍛えるという「対症療法→原因療法」の流れを汲んでいるので、肩こりや腰痛がある人にはもってこいだ。

参考記事

またインナーチューニングをやらないという方でも、まずはリラクゼーションサロンや治療院に行って、体の状態を診てもらい、筋肉をゆるめ、骨格を整えてみよう
それで良くなれば万々歳だし、良くならなければジムやパーソナルトレーニング、ヨガ、ピラティスなどで体を動かす「運動療法」を行ってみて、体を内側から変える

この2ステップで今まで散々あなたを悩ませた不調が解消する。

【例2】悪い姿勢を解消するための対症療法と原因療法

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では、猫背や反り腰、頭部前方位、内巻き肩などの「悪い姿勢」の場合はどうだろう?

悪い姿勢にもマッサージや整体を行うことで一時的に良くなったり、正しい姿勢を作るサポーターの力を利用することで装着時には良くなるかもしれない。(対症療法)

だが悪い姿勢の根本原因は、”筋力不足”や”間違った姿勢の意識”なので、マッサージやサポーターだけでは根本解決には至らないことが多い。

”猫背”なら、胸やお腹周りの筋肉を伸ばし(対症)、インナーユニットや背中中部から上部の筋肉を鍛える(原因)。
”反り腰”なら、腰の後ろや太ももの前側の筋肉を伸ばし(対症)、インナーユニットやお腹、お尻の筋肉を鍛える(原因)。

そして良い姿勢の意識を知り、良い姿勢の練習をすることで、だんだんと姿勢は良くなっていく

参考記事

【例3】体の力を抜くための対症療法と原因療法

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無意識のうちに体に力が入ってしまうことで、筋肉が硬くなり、肩こりや腰痛といった不調を招くことが多い。
「体に力が入る」とは、例えば”肩をすくめる”、”歯を食いしばる”、”眉間にシワを寄せる”といったことだ。

無意識に体に力が入ることに対して、いくら意識的に力を抜こうとしても限界がある。
なぜならみんな好きで力を入れているわけではないし、無意識のうちに力が入ってしまっているのに、ずっと力を入れないように意識するのはとても困難なことだからだ。

ではなぜ体に力が入ってしまうのか?

無意識に力が入ってしまう原因を考えてみると、”ストレス”や”内側・下半身の筋肉の弱化”が考えられる。

ストレス発散のため無意識に歯を食いしばる。
内側・下半身の筋肉が弱り、体が不安定だから代わりに外側・上半身の筋肉を固めて体を安定させようとする。

こういった原因が見えたなら、ストレスを発散する、内側・下半身の筋肉を鍛えるために「インナーチューニング」を行えばいい。

一日中ダラダラ過ごしているよりか、インナーチューニングで適度に体を動かした方が圧倒的にストレスの発散になるし、インナーチューニングは内側・下半身の筋肉(インナーコア)を鍛えるためのメソッドとして組み立てられている。

自覚のあるなしに関わらず、無意識の力みは不調を引き起こす大きな原因となっている

そして不調の原因である力みの原因を見つけて、対処することで、力みも不調も解消することができる。

参考記事

【例4】ストレスを解消するための対症療法と原因療法

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キャパオーバーの忙しさや人間関係。
人生のあらゆるところにストレスは転がっている。

ストレスを一旦忘れる方法、発散するような対症療法はいくらでもあるが、もしあなたが強いストレスを感じていて、そのストレスをなんとかしたいと思うなら、ストレスの原因を考えてみよう。

”忙しすぎる”というストレス

忙しすぎて寝る時間が短い。
またはゆっくりと眠ることができない。
こんなことがあるなら、自分の生活習慣を見直してみたほうがいい。

余裕があっていつもニコニコしている人でも、忙しすぎていつもせかせかしている人でも、”一日二十四時間”というのは平等だ。
”睡眠時間が削られるほどの忙しさ”というのは何かがおかしい証拠だ。
ちゃんと眠らないと健康を損ねてしまう。

”仕事”か”子ども”か”趣味”か”人間関係”か。
その”忙しさ”の元となっている原因は必ずあり、その原因を特定して、面倒くさがらずに対処してみよう。

人間関係のストレス

人間関係に関しても同じで、心理学者のアドラー曰く、”悩みの99%は対人関係に起因する”とさえ言われるが、そんなストレスになるような人間関係なら断ち切ってしまえばいい。

「それができたら苦労しない」という声も聞こえてきそうだが、多くの人間関係の悩みは自分が作り出した解釈による幻想だし、たとえ事実だとして面倒くさがらずに対処すれば、ほとんど人間関係の問題は解消される。

ただ全ての人間関係の問題を解決しようとしなくても、面倒くさければ逃げてしまえばいいと思う。
一番の問題は、ストレスを抱き続けたまま何も行動を起こさずにどんどん不健康になることだ。

もしどうしても断ち切ることが難しければ、インナーチューニングによって強くしなやかな心を手に入れてみてはいかがだろうか?

体と同じように心も鍛えることができる。
心を鍛えると今までこの世の全てだと思っていたような人間関係や大事に抱えていたストレスが実はちっぽけな問題で、取るに足らないことだと気づくことができるから。

参考記事

まとめ

【対症療法と原因療法】という考え方は「体の不調」だけにとどまらず、人生のあらゆる「問題」を解決するために知っておきたい考え方だ。

あなたが抱えている問題があるとして、それに対して今行っている対処は「対症療法」か「原因療法」か?
この問題を解決するためには対症療法だけで足りるのか?
原因療法に取り組むとしたら、この問題の”原因”とはなんなのか?

対症療法と原因療法の考え方を知っていると、問題解決のためのステップを進むことができるようになるだろう。