読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ララライフ!

心と体の健康を取り戻すためのブログ

【ここだけの話】整体院・接骨院へ行くことのメリット・デメリット

f:id:sousuke1202:20170326203824j:plain

「揉む」、「動かす」、「伸ばす」などの”手技”によって「肩こり」や「腰痛」を始めとする不調を解消してくれる”手技療法のお店”は大きく分けて3つある。

「リラクゼーションサロン」
「整体院」
「接骨院」

【手技療法のお店の選び方シリーズ】では、不調に悩むあなたが自分に合った手技療法のお店を見つけるために、それぞれのお店の特徴を解説していく。

前回の記事では、「接骨院の縛り」についてを解説した。

前回の記事をざっくりとまとめると、

・接骨院には「保険診療」と「自由診療」がある
・「保険診療」は肩こりや腰痛などの不調を”怪我扱い”して保険適用して、患者さんの負担を安く済ませてくれる
・ただ保険診療をした場合、「患者さんの回転率を上げるために、1回20分位しか施術してもらえない」、「肩こりなどの”不調”は”怪我”ではないため、”療養費の不正請求”という違反行為になってしまう」などのデメリットもある
・他にも接骨院(柔道整復師)には「広告制限」やら「メニューを自由に決められない」やら「接骨院も柔整もめちゃくちゃ多い=ライバルが多い」やらのデメリットがある

以上の理由から、”自由診療をする”=”保険を適用せず、時間とかメニューとかを自由に設定して施術する”接骨院が増えてきており、結局「接骨院」と「整体院」の垣根がなくなってきている。

今回は「接骨院」と「整体院」を利用するメリット・デメリットをリラクゼーションサロンと比較しながらご紹介していく。

(少し乱暴かもしれないが、今回は「接骨院」を「整体院」の枠に入れてご紹介しちゃう。)

【メリット①】知識が豊富で、技術が高い

「リラクゼーションサロン」と「整体院(接骨院)」の一番の違いは、「体に関して学ぶ時間の長さ」だ。

基本的な「知識量と技術力の高さ」は、サロンで働く「セラピスト」よりも整体院で働く「整体師」の方が高く、整体師よりも接骨院で働く「柔道整復師(や按摩マッサージ指圧師・鍼灸師)」の方が高い。

「サロン(セラピスト)」に求められるものは「気持ちよく筋肉をほぐして、肩こりや腰痛を(その場で)解消してくれること」だ。

これは素人でも体に関して基本的な技術と知識を身につけるだけでも十分達成できることなので、体に関して学ぶ時間は(サロンを運営する会社にもよるが)2、3か月程度だ。

だが「整体院(整体師)」が求められるのは、「とにかく体の不調を取り除いてほしい」ということだ。
サロンとは違い「癒し」を求められないぶん、「改善」を求められる。

そして「不調の原因を正確に見抜き、対処する」ためには、セラピストよりもより深い知識と高い技術が必要なので、そのぶん「学ぶ時間」も長くなる。

その期間はだいたい”半年〜2年程度”。

どうしてこれだけ幅があるのかというと、「整体師」も「セラピスト」と同様”民間の資格”なので、「学ぶ時間」に決まりはないからだ。

だから整体師の技術や知識も学ぶ学校によって、カリキュラムなども異なる。

そして「接骨院(柔道整復師など)」も整体師と同様に「改善」を求められる。

整体師との違いは”柔整”や”鍼灸”、”あん摩マッサージ指圧”は「国家資格」で、国に認められた専門学校で学び、資格を取得する必要がある。

期間は少なくとも”3年”。

「柔整とあん摩マッサージ指圧のセット割」などもあり、セットでとる場合は4年かかったりもする。

もちろん、「学んだ時間」と「実際、不調を改善する能力」は別物なので、”柔整”よりも上手い”整体師”はわんさかいるし、私が働いていたサロンには、「接骨院や整体院に通ってもよくならなかった腰痛がここ(うちのサロン)に通うようになって良くなった」という人がいたくらいだ。

だが、基本的に「不調を改善してほしい」という場合は、整体院や接骨院へ行った方が楽になる場合が多い。

そして、お客さんや患者さん目線でもある程度しっかりと体のことを学んでいるプロに任せた方が安心感があるだろう。

【メリット②】体のことを知れる

知識が豊富で、技術力が高ければ、それだけ患者さんの体のことを理解してくれるということだ。

セラピストは体に関して断片的な知識しかないので、体のことを「フワッ」としか教えてくれないが、整体師は体の構造を熟知しているので、

「なぜ不調になっているのか?」
「どこの筋肉がどう固まっているのか?」
「脊椎の何番が歪んでいるのか?」

をちゃんとわかってくれている。

そうじゃないと整体師は「体を整えること」ができないから。

このブログでは不調を解消するために「カラダの声を聴く」=「自分の体の状態を把握する」ということをオススメするが、今まで自分の体のことを気にしていなかった人が、いきなり自分の体の状態を把握しようと思っても難しい。

そんな時は、整体を受けることで、プロに「自分の体が今、どうなっているのか?」を教えてもらうことができる。

そうやって整体を受け続けると、言われなくても「自分の体の状態」がなんとなくわかるようになってくる。

だから「不調を解消する第一歩」として、整体院へ行くのはアリだと思う。

【デメリット①】雰囲気が殺風景

ここからは整体院(接骨院)のデメリットだ。

整体院や接骨院は”癒し要素”がないので施術者は白衣だし、内装は殺風景だし、なんだか病院に来たみたいだ。

接客に関しても、整体師は”職人気質”の人が多く、荒くなりがちだ。

だがこれも「そういう傾向にある」というだけで、本当に腕のある整体師は接客もちゃんとしている。

なぜなら、「患者さんが本当に体の不調を改善するため」には、日常生活習慣を変えたり、セルフケアを行ったり、”患者さんが自らの行動を変える必要がある”、ということを、施術者は知っているから。

そして患者さんに行動を変えてもらうためには、「患者さんと信頼関係を築く」必要があり、信頼関係を築くためには荒い接客ではダメだからだ。

そんなわけで、サロンには劣るものの、最近の整体院は内装にも多少気を使っているところが多く、接客も丁寧で親切な人が多い印象だ。

【デメリット②】数が多すぎて選びにくい

これはサロンにも言えることだが、整体院はそこらじゅうに溢れていて、どこのお店がいいのかがわかりにくい。

ただ「数が多すぎる」というのも一概にデメリットになりえない。

というのも、数が多ければ、整体院(接骨院)としては「数ある院の中で選んでもらうために”何か”をしなければいけない」となる。

その結果、施術やサービスのレベルが向上したり、価格が安くなったりする。

また、現在はエキテンなどの「店舗の口コミサイト」もあるので、自分にあったお店を見つけやすくなっている。

営業をする整体院(接骨院)側からしたら大変な状況だが、患者さんやお客さん側からしたら、選択肢の幅が広がるため「数が多い」というのもある意味メリットになりえる。

【デメリット③】体は楽になるけど、不調は改善しない

整体院で受ける手技だけでは肩こりや腰痛といった不調は解消しない。

もちろん一時的に不調が楽になる人はいるかもしれないし、手技によって治る腰痛もある。

だが、ほとんどの慢性不調は、”手技療法”だけでなく、”運動療法”との組み合わせでないと改善されない。

だからこれだけ多くのサロンや整体院や接骨院が溢れているのに、「日本人の8割が肩こりや腰痛に悩んでいる」という状態なんだ。

だが「セラピスト」、「整体師」、「柔道整復師・あん摩マッサージ指圧師・鍼灸師」など、”手技療法”を行うほとんどの施術者は「手技によって不調を解消することができる」と思い込んでいる。

どうして施術者はこう思い込んでしまうのか?

私が思うに、「人は自分の学んだことが”世界のすべて”だと思い込みやすい」からだと思う。

例えば、日本人に「世界の国は日本だけ」という教育をすれば、世界にいろいろな国があることを全く知らずに、一生を終えることもありえる。

上記のは極端な例かもしれないが、施術者は自分の先生や学校が教えてくれたことを、”体に関するすべて”だと思い込んでしまう。

だから先生が「定期的に体を整えれば、肩こりや腰痛はなくなる」と教えれば、教わった施術者は患者さんに「定期的に通ってくれれば、不調は改善します」と言うし、
「体が歪むことはしょうがないことだから、定期的に整体する必要がある」と教えれば、「定期的に来てください」と言う。

そして、「患者さん」も、体のプロである整体師の言うことを信じ込むので、不調を抱えたまま、整体院に通い続けることになる。

まとめ

はい、結局「手技療法をする施術者やお店の悪口」みたいな感じで終わってしまったが、手技療法のすべてを悪く言っているわけではない。

自分じゃどうしようもない筋肉の硬縮はある
自分じゃ整えられない歪みもある
疲れた時は人にやってもらいたい時もある
不調解消の最初の一歩として整体院は有効だ

だから、「手技療法のお店」それぞれの特徴を理解して、あなたの求めるお店を見つけられるようになろう。

健康が当たり前の世界になりますように。